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整形外科・関節リウマチ・リハビリテーション
TEL.0263-87-5773（9時〜18時） 木・土午後・日・祝 休診
RHEUMATOID ARTHRITIS
関節の痛みや腫れは、関節リウマチが疑われます。
免疫の異常で関節に炎症がおこり、主に手足の関節に痛みや腫れがおこります。
症状が、悪化すると、骨や軟骨が破壊され、日常生活に大きな影響をきたします。
近年は治療薬の開発が進み、発症早期から積極的に治療を行うことで、
日常生活に大きな障害を起こさないことが可能になりました。
当院は、リウマチ専門医が診察し、治療の柱である、
基礎療法、薬物療法、リハビリテーション、手術まで、すべてを一貫して行うことができます。
関節リウマチは、免疫の異常で関節に炎症を起こし炎症が続くことで、
主に手足の関節の軟骨や骨が破壊され、進行すると関節が変形してしまう病気です。
原因は明らかになっておりませんが、遺伝的要因や喫煙習慣、歯周病などの関与が指摘されています。
女性に多く、30〜50歳代での発症が多いですが、最近ではご高齢で発症する方も増えています。
朝起きてから、からだや関節周囲にこわばりがあらわれることが多くみられます。
関節の痛みや腫れは、手指の第2関節に、左右対称におこることが多いです。
指以外にも手首や、足の指などの小さな関節のほか、肘、膝、股関節などの関節にも起こります。
一つの関節が痛く腫れているだけでも、関節リウマチと診断されることもあります。
その他に、熱っぽい、体がだるい、食欲がないなど全身の症状がつづいたり、肺や血管などにも炎症が広がることもあります。
関節リウマチは、発症後早期から急速に関節破壊が起こることいわれています。
関節の腫れや痛みがひどくなくても、関節の内部では炎症が続き、関節破壊が進行していることもあります。
一度破壊された関節はもとの状態には戻らないため、早期に発見して早期に治療することが重要となります。
関節リウマチと似たような症状を起こす病気が、いくつかあります。
そのため、問診、診察、画像検査、血液検査などをもとに総合的に判断し、関節リウマチの診断をおこないます。
薬物療法の目的は関節の腫れや痛みを抑え、関節破壊の進行を抑制することです。関節リウマチの治療に用いられる薬には、消炎鎮痛薬、抗リウマチ薬、ステロイド、生物学的製剤、分子標的型合成抗リウマチ薬などがあります。現在、関節リウマチ治療の第一選択薬は、抗リウマチ薬です。効果が出るまで時間がかかるため、消炎鎮痛薬やステロイドを併用して、痛みのコントロールを行います。効果が不十分な場合は、複数の抗リウマチ薬を併用や、他の抗リウマチ薬に変更、生物学的製剤、分子標的型合成抗リウマチ薬を使用し関節リウマチの症状や関節破壊を抑えていきます。
リハビリテーションは、痛みや腫れの状態、関節の破壊の程度を考慮し運動療法や装具療法を行います。運動療法では、筋力の強化、関節の動く範囲の維持、向上、生活動作の向上を目指し、患者様一人ひとりに合わせたリハビリを行っていきます。装具療法では、日常生活が過ごしやすくなるよう、関節の補助、保護、変形の予防するための装具を作成します。
手術療法は、滑膜切除術、関節形成術、関節固定術、人工関節置換術があります。滑膜切除術では、痛みの原因である滑膜を切除することで、関節の炎症を抑えます。関節形成術では、変形した関節に対して、骨の一部を削ったり、周囲の靭帯や腱を調整して、機能の改善をはかります。関節固定術では、壊れた関節の修復が困難で人工関節が難しい場合に関節を使いやすい角度で固定します。人工関節置換術は、変形した関節を人工の関節に置き換えます。また指の腱が断裂することがあります、腱の修復と変形した骨の手術を行います。
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