整形外科・関節リウマチ・リハビリテーション
TEL.0263-87-5773(9時〜18時) 木・土午後・日・祝 休診

お電話でのご予約・お問い合わせ

TEL.0263-87-5773

9:00-18:00

木・土午後・日・祝 休診

舟状骨骨折

舟状骨は、手首にある骨の一つで、親指側にあり、舟のような形をしているため、このように呼ばれています。この骨折は、転んで手をついたときに起こります。血液の流れが悪いため、非常に治りにくい骨折の一つといわれています。また、レントゲン検査で骨折が見逃されることも多く、CTやMRIなどの詳しい検査が必要となることがあります。

症状

手首の親指側に痛みがおこります。あまり強い痛みがないこともあり、捻挫として放置していると骨がつかずに偽関節という状態になることがあります。

親指を伸ばしたときにできる親指の付け根にできるくぼみを押して痛い場合、骨折が疑われます。

日本手外科学会HP「手外科シリーズ」より引用

診断

レントゲン検査でを行い骨折があるか確認します。レントゲンで骨折ががはっきりせず、骨折が疑われる場合は、CTやMRIを行って確認をおこないます。

日本手外科学会HP「手外科シリーズ」より引用

治療

舟状骨は血液の流れが悪く、非常に治りにくいため、ギプス固定で治療する場合、6週間以上の固定を行います。そのため、治療期間が短くなるように特殊なネジを使用して骨折を固定する手術が積極的に行われています。骨折部がつかずに偽関節になってしまって痛みがある場合は、別の部位から骨を採取して、偽関節部に骨をつめて固定する手術を行います。

日本手外科学会HP「手外科シリーズ」より引用

当院は、骨折治療の教育機関であるAO財団の上級会員であり、十分な経験のある手外科専門医が、局所麻酔で特殊なネジを使用して固定する日帰り手術を行っております

別の症状を探す